今の時代、ピアノが弾ける保護者の方は沢山いらっしゃいます。音符とリズムを読んで、ただピアノを弾けるようにするだけでしたら、わざわざお金を払って習わせなくても、ご両親がご自身でお子さんを教えることも出来ると思うのです。
それをレッスン代を払って先生に習わせるからには、お母様、お父様には出来ないプロの指導を期待してのことだと思います。
その期待に答えられる価値あるレッスンをご提供出来るよう、常に勉強をし、プロの指導者として成長し続けていきたいと考えております。
良い演奏をするためには「表現、解釈、テクニック」の3つが必要だと考えております。解釈(アナリーゼ)が出来れば、それをどう表現すればいいかが見えてきて、それを表現するためにテクニックが必要になります。 解釈をするためには基本的な音楽の知識「楽典」が必要になりますので、永瀬音楽教室では入会されてから約2年で、 音楽大学の入試問題が解けるようになるところまで楽典を入れてしまいます。楽譜から、いかに作曲家の意図を読み解き、聴く人に伝わる演奏をどのように表現するか、ということを導入期の段階からレッスンに取り入れております。
この年齢では出来ないだろう…と先生が先に壁を作ってしまうと、お子さんが出来るかもしれない可能性を潰してしまうことにもなります。難しいから教えないのではなく、年齢に応じて、いかに分かりやすく教えるかを工夫することが重要です。まだ小さいから、これは出来ない!と年齢で線を引かず、幼稚園生の生徒さんでも高校生でも大人の方でも、教えられることは全て教えてあげたいと思っております。
最近「野菜のケーキ」というものを目にする機会があり、とても衝撃を受けました! 思わぬ食材が工夫とアイディア次第で素敵なお料理に変身する創作料理のように、どんな素材でも、いかに美味しく消化の良いものとして生徒さんに与えることが出来るかどうかが、シェフである先生の腕の見せどころです。 このように考えるとレッスンしていても楽しいですし、私にしかできないオリジナルのレッスンをすることが出来ます。楽譜の中に出てくる難しい音楽の記号も、工夫とアイディアから生まれた可愛いミッキーのパズルなら、楽しく簡単に覚えることが出来ます!
ピアノの音を聞けば真似して弾けるけれど楽譜が読めない…楽譜は読めるけれど音符が書けない…というのは、英語は話せるけど文法が分からない、サッカーはするけれど筋トレはしない…というのと同じことだと思います。音楽大学の入試のために必要だから聴音をやるのではなく、未就学の方から聴音をレッスンで取り入れ、弾くことを書くことに繋げていくことで、楽譜への理解が、より深まります。また集中力も高まり記憶力も良くなります。また、絶対音感を身に付ける訓練や、歌や初見(初めて見た楽譜を、その場ですぐに弾くこと)もレッスンの中で毎回行っていきます。
ピアノは「楽器の王様」と、よく言われます。左右10本の指で、それぞれの音色を奏で、メロディーや伴奏などを一人で演奏することが出来ます。
10本の指の音を全て聞き分けられる耳を小さな頃から育てることはとても重要なことです。永瀬音楽教室では、レッスンにアンサンブルを取り入れ、ピアノではない楽器と合わせることで、相手の音を聞く訓練を楽しみながらしていきます。
レッスンでは、チェロとのアンサンブルを積極的に取り入れております。
※チェロの個人レッスンもしております。現在生徒さん募集中です。
当教室では、年間を通じてピアノのコンクールに挑戦されている生徒さんが多くいらっしゃいます。
しかし、コンクールに挑戦するかどうかは強制ではなく、全て生徒さん本人にお任せしております。
なぜ生徒さん本人にお任せするかというと、コンクールに挑戦するにあたり「自分で決めたことを最後まできちんとやり抜く力」を育てたいという想いがあるからです。
幼少期より、コンクールを通じて頑張る力を育てることで、成長した時に、勉強や部活動など、何に対しても最後まで諦めずにやり抜く子になります。
目先の結果は気にせず「決められた期日までに、どれだけ頑張れるか」を目標に、当教室の生徒さんたちはコンクールに挑戦されています。